株式会社アークノハラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 力、以下:アークノハラ)は、国立研究開発法人産業技術総合研究所が経済産業省および国土交通省より受託した「中型自動運転バス公道実証実験事業」[i]において、バス運行事業者に選定された神奈川中央交通株式会社[ii](本社:神奈川県平塚市、取締役社長:堀 康紀、以下:神奈中バス)が実施する実証実験に参加します(下表参照)。
アークノハラは、自動運転バスルートにある見通しの悪い交差点に「ICT[iii] LED電光掲示板」を設置、自動運転バスが交差点に進入する“その時だけ”電光掲示板を点滅させることで、交差点に近づく対向車に向けて危険予知・注意喚起を促します。
実証テーマ |
首都圏丘陵地の郊外住宅地における持続的な交通サービス |
本事業名 |
中型自動運転バス公道実証実験事業 |
上位事業名 |
高度な自動走行・MaaS等の社会実装に向けた研究開発・実証事業:専用空間における自動走行などを活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証 |
期間 |
神奈川中央交通社のサイトを確認ください。 |
路線 |
神奈川中央交通社運営路線のうち、神奈川県横浜市栄区の所定区間 桂山公園~庄戸地区~上郷ネオポリス~桂山公園(循環)※延長約6km |
参考URL |
http://www.kanachu.co.jp/news/pdf01/somu/2021/02.01release.pdf |
「ICT LED電光掲示板」とは
・「ICT LED 電光掲示板」は、インターネットを経由して点滅のタイミングや表示内容を変更することができる電光掲示板です。
~設置で期待できる効果~
・「ICT LED 電光掲示板」はインターネットを通じて表示を指示できるため、自動運転バスと連携を行うことで“常に”光るのではなく自動運転バスが危険箇所に近づく“その時だけ”光らせることができます。
・“その時だけ”光らせることにより、より効果的な危険予知・注意喚起を対向車に促すことができます。
「ICT LED電光掲示板」の特長
・Web API[ⅳ] により点灯・点滅のタイミングと表示内容の変更可
・各種システムとの連携可
・インターネット無線通信使用
・Φ60.5パイプへの取り付けタイプ。道路脇への設置可、ガードレールなどへの共架も可
・フルカラーLED使用
・商用電源またはソーラー充電システム
・サイズはコンパクトな2タイプ:S型/M型
*「ICT LED電光掲示板」関連のホームページはこちらです*
https://arc-nohara.co.jp/topicList/2020/11/17/102
https://arc-nohara.co.jp/products/new_pickup/connected-traffic-sign.html
詳細はプレスリリースをご確認ください。
プレスリリースPDF
こちらから当日の動画をご覧いただけます。
専用ページ・動画
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[i]「中型自動運転バス公道実証実験事業」についてはこちらをご参照ください。
・経済産業省 https://www.meti.go.jp/press/2019/10/20191016004/20191016004.html
・国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000333.html
・国立研究開発法人産業技術総合研究所 https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20191016.html
[ii] 神奈川中央交通株式会社についてはこちらをご参照ください。
http://www.kanachu.co.jp/kanachu/
[iii] ICT(情報通信技術)とは、Information and Communication Technologyの略語。通信技術(IT/Information Technology)を使って広がる、人とインターネット、人と人がつながる技術の総称をいいます。
[ⅳ] API(Application Programming Interface)とは、あるソフトウェアプログラム(アプリケーション)が、他のソフトウェアやハードウェア等、外部とやりとりをするために備えている機能や規則の集まりです。https://developer.mozilla.org/ja/docs/Glossary/API