「いちご一会とちぎ国体」における駅と会場を結ぶ自動運転バス実証実験に、
停留所で待つ利用者に向け「ICT LED電光掲示板」を設置
~自動運転バスの走行位置を案内し、来場者の移動・待合環境の利便性向上~
建設業界をアップデートする野原グループの株式会社アークノハラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本力、以下:アークノハラ)は、「いちご一会とちぎ国体」の会場(栃木県総合運動公園)と最寄り駅(東武鉄道西川田駅)を結ぶ自動運転バス実証実験(以下、本実証実験)において、自動運転バスの停留場に「ICT LED電光掲示板」を自動運転バス走行位置案内として設置し、「○○の停留所を出発しました、もうすぐ到着します」などの案内をすることで、来場者の利便性向上に協力します。
本実証実験は、栃木県 県土整備部 交通政策課が発注する「無人自動運転移動サービス実証検討調査業務委託」を日本工営株式会社が受注し、実施するものであり、2025年度に自動運転システムを導入した路線バスの本格運行を目指す「栃木県ABCプロジェクト」の⼀環として、「いちご一会とちぎ国体」の開会式・閉会式、各種競技の会場となる栃木県総合運動公園と東武鉄道西川田駅を結ぶ区間において、自動運転バスを運行し、国体期間中の来場者の移動利便性向上を目的としています。
アークノハラの「ICT LED 電光掲示板」は、自動運転バスと通信し、自動運転バスが停留所に接近したときや、事前に指定した位置を通過したタイミングで、文章を表示することができる装置です。
本実証実験では、自動運転バスとの通信による運行案内に加え、緊急時の運行休止案内を運行管理者が遠隔地から操作できる機能を付加、運行管理者の利便性も向上させています。
アークノハラは、自動運転車両向けに、ICT・通信技術を使った道路側からの安全装置の開発・実用化に注力しています。私たちは、地方圏の公共交通の維持と地域住民の利便性向上に向けた、自動運転サービスの安全な導入・実装に貢献すべく活動してまいります。
【参考】本実証実験についての詳細は、栃木県ABCプロジェクトのHPをご確認ください。
http://abc-project.tochigi.jp/jissho_utsunomiya_gaiyou.html
■実証実験の概要
実験時期 | 2022年9月29日(木)~10月11日(火) ※いちご一会とちぎ国体の開催期間:2022年10月1日(土)~10月11日(火) |
走行ルート | 東武鉄道西川田駅~栃木県総合運動公園(片道 約0.7km) |
詳細 | 栃木ABCプロジェクトホームページ http://abc-project.tochigi.jp/jissho_utsunomiya_gaiyou.html |
設置場所 | 西川田駅、総合運動公園の各停留所 |
設置目的 |
「まもなく 到着します」など、自動運転バスの位置情報を表示し、 来場者の移動・待合環境の利便性向上を図る。 |
主な仕様サイズ | 小型:幅270mm、高さ1150mm、中型:幅400mm、高さ1300mm |
表示面サイズ | 小型:幅192mm、高さ768mm、中型:幅320mm、高さ960mm |
通信方式・機能 | 無線インターネット通信。システム連携での表示内容の切り替えが可能 |
電源 |
ソーラパネルとバッテリによる動作可 ※環境及び動作条件による制約あり |
取付・設置方法 | Φ60.5mm 単柱取付。ガードレール共架可、金属バンド使用で大口径の柱取付可、柱がない場合に備えて専用架台あり |
詳細 | アークノハラ「ICT LED 電光掲示板」ホームページ https://arc-nohara.co.jp/products/ict-products/ict-led-sign.html |
交通に関する社会課題の解決に向けて |
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■参考
2.自動運転車両への道路側からの安全対策については、国交省資料「自動運転社会における道路の方向性」を参照願います。https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001447855.pdf
3. 地方圏の公共交通の維持と地域住民の利便性向上に向けた、自動運転サービスの安全な導入・実装貢献に関するアークノハラのこれまでの活動・実績については、アークノハラホームページでご確認いただけます。
https://arc-nohara.co.jp/products/new_pickup/autonomous-car.html
■ICT LED電光掲示板と実証実験に関するお客さまからの問合せ先
株式会社アークノハラ
事業本部 営業部 スペック推進室
担当:安田
E-Mail:aac-kouhou@nohara-inc.co.jp