中日本高速道路株式会社より【2022年度下半期 東京支社長表彰】を受賞

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 株式会社アークノハラは、「東名高速道路御殿場管内中央分離帯LED標識設置工事(2020年度)」に関して、中日本高速道路株式会社より「2022年度下半期 東京支社長表彰」を受賞しました。

 本工事は東名高速道路において、約50基のLED標識を設置する工事です。施工箇所が点在し多数の埋設管路により試掘数量が膨大となる状況下で、圧縮空気による土砂ほぐし機の使用や防護柵打設時のブレ止め設置により細心の注意を払いながら作業を進め、延べ90回の規制を伴う工事を無事故・無災害で完了したことが評価されました。

 

  1. 工事概要

工事名

東名高速道路 御殿場管内中央分離帯LED標識設置工事(2020年度)

施工場所

(自)神奈川県足柄上郡大井町山田(大井松田IC)

(至)静岡県沼津市足高(沼津IC)

施工者

株式会社アークノハラ

工事内容

中央分離帯標識設備新設:約50基、標識板更新:約40枚

アークノハラの担当者

現場代理人:飯田俊生

監理技術者:氏家 俊明

現場担当 :石川拓実

 

  1. 施工時の工夫点

 今回のLED標識設置工の施工については、中央分離帯および下り線右ルート・左ルートでの施工がメインであり、追越車線の規制や他業者との規制調整・工程調整が多く必要となりました。
 また、規制時間・場所に制限があるなかで、作業を安全かつ効率的に進めるため、試掘・掘削作業では圧縮空気による土砂ほぐし機[1]を使用しました。ガードレール支柱設置の際は、ダイアモンドコア付き油圧オーガー[2]・支柱打込みキャップを制作して使用するなど、施工機械の選定や安全にも注力して日々の進捗の向上に努めました。

 

  1. 授賞式の様子
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(写真左:受賞の様子、右:表彰状) 

 

  1. 担当者コメント

■現場代理人:飯田

 中日本高速高速道路 東京支社長様から表彰していただきました。高速道路上での施工となるため色々な制約がある中で、工事を施工してもらった各下請け業者さん、協力して下さった方々に大変感謝しています。皆様の協力があり無事故無災害で完工し、表彰して頂いた工事だと思います。私自身はじめて表彰状を頂いたので嬉しかったです。それと同様に何か認められたという思いを感じました。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、バッテリーボックスの製作工場が社会隔離政策(ロックダウン)の影響により納期が確定できない状況など、色々ありましたが完工することができて良かったです。

 

■監理技術者:氏家

 この工事は、前年度に発注された工事の引続きとなる東名高速道路にLED式の中分固定規制標識を設置する工事でした。工期の途中、新型コロナウイルス感染拡大の影響で材料製作工場のあるベトナムに社会隔離措置が発令され、材料の納期が確定できない状態となったため、工事は一時中止、工期も258日の延長となりました。東名高速道路の下り線右ルートは以前、上り線として運用されていたことがありその名残なのか試掘時に様々な埋設管路等がありましたが、構造や工法等の変更を行い、各施工会社の協力もあり無事故無災害で完工することが出来ました。
 最後になりますが、本工事に関わりました全ての方々へ感謝を申し上げます。御協力頂きありがとうございました。

 
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(写真左:中日本高速道路株式会社みちまるくんと共に、右:中央分離帯LED標識)



参考|

[1] 今回の工事では、圧縮空気による土砂ほぐし機を使用しました。圧縮した空気を噴射することで土砂を瞬時に粉砕することができ、埋設物などを傷つけることなく掘削作業を行うことができます。

[2] 油圧オーガーとは、油圧を利用して、土に穴をあける機材のことをいいます。

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