
千葉県習志野市のアンダーパス冠水通報装置は、アンダーパスでの冠水を検知、自動で電光掲示板に注意や通行止めなどの表示を出すとともに、通信回線を通じ、習志野市職員にメールにて冠水通知を行なってきました。
しかし使用している通信回線は3Gでありそのサービス停止が2026年3月末と迫ってきていたため、4G/5Gでも通信可能なアークノハラのIoT技術ANCへの置き換えが行われました。
交換工事は、既存システムを運用したまま、住民サービスの空白時間無しで行われました。
アークノハラのICT技術ANCは、携帯電話網を通じ、遠隔の機器の情報を取得または制御できる技術です。
スマートフォンで使用されている技術を採用することで、最新の通信方式に追従対応できることはもちろん、安価で確実な通信をお約束します。
導入後の運用においても、習志野市の職員が各種設定などを自ら行えるようになったため、異動時期の引継ぎなどもスムーズに行えるようになり、同システムが単に3G回線の代替となるだけでなく、運用管理の面で省人化や時間短縮など自治体に貢献しています。
日本国内には、3G通信回線を使用しているアンダーパス冠水通報装置やクラウド監視型インフラ機器が、まだ数多く設置されています。
株式会社アークノハラは、安心で安全な交通社会を実現すべく、ICT技術を駆使した社会貢献を今後も目指してまいります。
製品についての詳細は下記ページをご覧ください。
https://arc-nohara.co.jp/products/safety/kansui.html
▼アンダーパス冠水通報装置

▼クラウド監視画面

▼通知メール例