コラム形式でお送りしている「パブリックサインで振り返る平成」、 第8回目の今回は、その土地に合わせた標識の工夫をご紹介します。
東京臨海副都心 台場地区 (平成8年)|標識の設置は景観を重視
平成8年(1996年)より開始された、臨海副都心(台場地区、青海地区、有明北地区、有明南地区)の開発計画第二期にて、台場地区へのフジテレビ本社屋移転(平成9年/1997年)等の準備に伴い、道路整備が始まりました。
この台場地区は「お台場」とも呼ばれ、標識は、景観に配慮した色調に統一させるため、メッキの支柱にグレーの塗装を施したほか、標識板と支柱の接合部分もむき出しではなく鋳物でカバーを付けました。
圏央道 桶川北本IC~白岡菖蒲IC間(平成27年)|東西に延びる区間の逆光対策
圏央道は首都圏3環状道路の一つで、2020東京オリンピックに向けた「道路輸送インフラ整備」の対象にもなっています。
アークノハラ 標識のプロからの“ちょっと豆知識”⑤|世界とは違う、日本ならではの標識 国連標識の流れと一線を画し、日本独自の形とデザインに進化を遂げた標識をご存知ですか? ①一時停止(止まれ) 世界の大半は八角形ですが、日本では逆三角形です。 ②横断歩道(横断歩道大人ひとり・子供二人・自転車・人と自転車) 世界の大半は三角形ですが、日本では歩行者保護の視点から、特別な五角形とされました。 |