今回の実証実験では、自動運転バスの走行路線沿いに駐車場があり、その駐車場から出てくる一般車両および周辺の一般車両に対して「バスが近づくとお知らせする情報板」を使い、注意喚起します。そして、多数の来街者や自動車交通がある都市部における課題や、比較的低速で走行する自動運転車両と従来の一般車両が混在すること(以下:混在交通)により予想される混雑・錯綜などに対し、安全に自動運転車を社会が受容するために環境整備側で何が必要なのかの知見を得たいと考えています。
実証実験の概要
1.概要
名称 |
池袋における自動運転バスの実証実験 |
実施予定期間 |
2019年12月13日(金)~2019年12月14日(土) |
実施場所 |
東京都豊島区東池袋3丁目地内 |
実施目的 |
多数の来街者や自動車交通がある池袋サンシャインシティ周囲の公道をフィールドに自動運転バスの導入における都市部特有の課題や社会受容性などを検証 |
アークノハラ実験概要 |
「バスが近づくとお知らせする情報板」を設置し、自動運転バス走行状況を周辺環境に周知、社会受容性を喚起 |
■バスが近づくとお知らせする情報板
アークノハラが設置する「バスが近づくとお知らせする情報板」(電光掲示板)は、自動運転車両と電光掲示板が通信を行うことにより、電光掲示板の表示内容を切り替えることができる装置です。本実証実験では、自動運転バスからの指示により「バスが近づくとお知らせする情報板」に「自動運転車接近中」の表示をさせることで、周辺を走行中の一般車両に対し注意喚起します。「自動運転関連の取組」紹介ページ