水性のさび転換剤「セレクトコート さびチェンジ.」の取り扱いを開始

HOME > トピックス一覧 > 水性のさび転換剤「セレクトコート さびチェンジ.」の取り扱いを開始
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
公共インフラの老朽化対策に
水性のさび転換剤「セレクトコート さびチェンジ.」の取り扱いを開始
~自然環境・健康に配慮、塗布するだけで鉄鋼製インフラを防錆(ぼうせい)・防食~


株式会社アークノハラ(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 力、以下:アークノハラ)は、アルファペイント株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役:塙 泉)の、さびの進行を強力に防ぐ水性塗料「セレクトコート さびチェンジ.」(以下、さびチェンジ)を2022年3月1日から全国で発売します。
「さびチェンジ」は、これまで主に民間企業の設備等の維持管理に使用されていました。道路インフラの長寿命化に注力するアークノハラは、急務の「インフラ老朽化対策」の一つとして、鉄製品の防錆(ぼうせい)・防食技術である「さびチェンジ」本製品を土木業界に普及させ、防護柵・橋梁・歩道橋・標識柱等の道路まわりのインフラの維持管理と長寿命化に寄与したいと考えています。

政府は、全国で急増する「社会インフラの老朽化[i]」対策を進めています[ii]。橋梁などの道路インフラには、構造材料として鉄鋼が多用される一方、油性のさび止めが主流でした。

「さびチェンジ」は、鉄の酸化によって腐食を引き起こす“赤さび”を、良性のさび“黒さび”[iii]に転換して、さびの進行を防ぐ水性塗料です。塗布するだけの簡単施工でさびと強固に密着し、強力な防錆効果を発揮します。水性塗料は、油性塗料よりも環境・人体にも優しいと言われており、弊社は持続可能な「インフラの維持管理」に資すると考えています。

 

 

 
 



[i] 国土交通省は、2023年3月に建設後50年以上経過する社会資本の割合として、道路橋約39%、トンネル約27%、河川管理施設(水門等)約42%と発表しています。(国土交通省「社会資本の老朽化の現状と将来」https://xn--mlit-uk4c8kye4c.go.jp/sogoseisaku/maintenance/02research/02_01.html

[ii] 国土交通省は、2021年2月から『露出した鉄筋等に対する除錆・防錆技術』の要求性能に対する意見を募集しており、応急措置の質と効率的な作業を適える技術を募集しています。「さびチェンジ」もこれに選定されています(別紙参照)。https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000781.html 

[iii] 赤さびは、酸化の進行性があり鉄そのものを腐蝕させ、ボロボロにしていく性質があるのに対し、黒さびは、表面に膜を形成し赤錆を防ぐもので良性の錆とも呼ばれます。





  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

CONTACT