逆光対策標識

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概要

逆光現象とは朝夕の太陽が低く、ドライバーが前方から強烈な太陽光を受けるとき、標識板全体が暗くなり、表示内容を判読することが困難になる現象をいいます。
従来板は強烈な眩光により、板全体が暗がりになってしまい、判読性が著しく低下します。

従来板

従来板

逆光対策標識

逆光対策標識

仕様・特長

特長1

優れた判読性

標識板の暗がりとスリット孔からの通過光のコントラストにより判読が可能です。昼間の走行中、開孔部分はほとんど目立ちません。

特長2

反射性能長持ち

スリット孔が細く開孔面積が少ないため、反射性能の著しい損失はありません。

特長3

メンテナンス簡単

構造は単純で特別に付帯するものではありませんので、メンテナンス性は通常の標識と同様です。

導入事例

高速道路、一般道ともに導入可能です。

高速道路

逆光対策標識の実績写真

東日本高速道路株式会社様(東関東自動車道)

 

 

一般道

岐阜国道事務所様(国道21号線)

逆光対策標識の実績写真

茨城県水戸土木事務所様(茨城空港アクセス道路)

逆光対策標識の実績写真

山形国道事務所様(国道113号線)

 

お客様の声

注意喚起板へのスリット加工(国土交通省中部地方整備局 岐阜国道事務所様)

導入の背景

対象標識の個所では、安全対策として注意喚起の設置が予定されていましたが、時間帯によっては、逆光が発生することが予測されていました。
ドライバーの安全対策が急務であったため、当社の逆光対策標識を採用の流れとなりました。

注意喚起の内容である「追突注意!」の文言にスリットを入れ、視認性を確保することで、高い安全対策を進めることとなり、利用者からも評価の声が届いています。

完成写真


逆光時でも、スリットの入った部分は容易に判読することが可能となりました。

板面スリット図

表示内容に沿ってスリット孔を加工することにより、太陽光を通過させて逆光時の判読を高めました。
また、曲線スリット加工も可能です。

板面スリット図

逆光対策標識導入フロー

1.逆光状態の判定

導入を検討する箇所が、逆光状態になるかどうかを太陽の軌跡にもとづいて判定します。現地の設置位置や道路線形がわかる資料を提供いただいて、【太陽軌跡図】を作成します。

逆光状態の判定

2.標識柱の設計

標識柱の設計

逆光対策標識板は、スリット孔の直背面が柱のビームや取付金具(Tバー)で遮蔽されると、期待どおりの効果が得られないことがあります。最も効果が得られるよう柱の設計をおこない、【ビーム割付図】を作成します。

3.標識板の設計

標識板の設計

表示の重要度や柱のビーム、取付金具との取り合いなどを考慮して、スリット孔をあける文字を決定し、【逆光時イメージ図】を作成します。地名の漢字のほか、ローマ字も加工が可能です。

4.製作

製作

スリット孔にかからないように、補強リブを配列し、【基板背面図】を作成します。

お問い合わせ

本製品に関するお問い合わせは、代表番号(03-3351-9301)または下記問い合わせフォームよりご連絡ください。

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