標識板保管時の注意事項について

HOME > 製品一覧 > 道路標識 > 標識板保管時の注意事項について

はじめに

このたびは、弊社製品をご購入いただき、誠にありがとうございます。
製品を受取後は速やかに開封して内容の確認をお願い申し上げます。

標識板の品質を確保するためには適切な保管が必要となります。
適切な保管がされていないと標識板の不具合が発生する恐れがあります。
下記の注意事項をご確認のうえ、保管の際は注意事項を遵守していただきますよう、お願い申し上げます。

発生する可能性のある不具合について

屋外で標識板を保管する際、特定の条件が重なることで以下のような不具合が発生する可能性がありますので、十分にご注意ください。

●板裏の電食(腐食)

高温・湿気・アルカリ分(セメント等)や塩分(凍結防止剤等)が影響し、板裏が黒っぽく変色することがあります。

●反射シートのふやけやシワ

高温多湿の環境下で反射シートがふやけたり、シワが発生する場合があります。

これらの不具合は、以下のような状況下で発生する可能性があります。

・搬入時に雨天で、標識板が濡れた状態で高温の日が続いた場合
・輸送中にブルーシート等で覆われ、その後の高温や湿気により標識板が影響を受けた場合
・アルカリ分や塩分が付着した状態で拭いた場合

板裏が電食(腐食)により黒っぽく変色してしまった事例

表面の反射シートがふやけて、シワが発生してしまった事例

保管時の注意事項と対策

標識板の劣化を防ぐため、以下の点にご留意いただき、適切な保管をお願い申し上げます。

・板裏同士を直接積み重ねないようご注意ください。間にバタ角等を挟むなどして、空気の通りを確保してください。
・水分を吸収しやすい段ボールや毛布などを養生に使用しないでください。特に輸送時に使用した段ボールが濡れてしまった場合は、速やかに取り外してください。
・ブルーシート等で標識板を覆わないでください。ブルーシートはわずかな水分を吸収し、多湿高温状態を引き起こす恐れがあります。
・打設後のコンクリート上に製品を置かないようご注意ください。コンクリート上の湿気が標識板に悪影響を与える可能性があります。
・タオルや布で拭く場合は、必ず清潔で乾いたものを使用してください。アルカリ分や塩分が付着している布で拭かないようにご注意ください。

その他の注意事項

・弊社標識板はアルミ製のため、過重な負担や落下などにより、端部や角部分にヘコミや曲がりが生じることがあります。取り扱いには十分ご注意ください
・反射シートの表面は傷がつきやすいため、カッター等での取り扱い時には特にご注意ください。

お客様におかれましては、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

お問い合わせ

本件に関するお問い合わせは、TEL:03-3351-9300 または下記問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせ

CONTACT